最近、楽天モバイルやPovoといった料金が比較的安いブランドが増えてきた影響か、メインの回線とは別にもう一回線契約して、デュアルSIMを利用している人も多いかと思います。
ほとんどの人は回線は2つもあれば十分だと思います。
ただ、中には3回線以上使いたいって方もいるかもしれません。(というかこの記事にたどり着いた方は全員そうかもしれませんね…)
そこで今回は、iPhoneで3つ以上の回線を上手に使う方法の解説です。
解説とか言っておきながらなんですが、やり方はすごく簡単です。
まず、3回線目以降の追加の方法についてです。
3回線目以降も、2回線目を追加した時と同じように追加してください。
このとき、「前の回線が消えてしまうのでは?」と思った方もいるかもしれません。
ですが安心してください。前の回線はオフになるだけで消えることはありません。
そう、“消えることはなく、オフになるだけ“なんです。
この仕様を利用することで、iPhoneで効率よく3回線以上を使うことができます。

ただし、いくら消えないからと言って、同時に使えるのはやはり2回線まで。
ですのでここでちょっとした操作が必要になります。
必要になった回線をオンにして、使っていない回線をオフにすれば良いのです。
例えば今、回線③を使いたくなったとします。
その場合は回線③の「この回線をオンにする」を有効にしてください。

するとおそらく、
回線①:ON 回線②:ON 回線③:OFFだったのが
回線①:ON 回線②:OFF 回線③:ONに変わるかと思います。

これで上手に3つ以上の回線を使えます。
※iPhone 13シリーズ以上はeSIMだけで2回線という使い方もできるらしいので若干挙動が異なる可能性があります。
注意点
この方法の注意点として、回線を切り替えてすぐのタイミングではSMSなどを受信しにくいという問題があります。
ですので、SMSを利用した2段階認証を使用する場合は、切り替えてから1分ほど時間を空けてから試すことをお勧めします。
サブ垢用にも
余談
切り替えないメインの回線に定額制の通信プランを登録しておき、サブ・サブサブ回線は楽天モバイルのように使用量に応じて料金が変化する回線にしておくと良いでしょう。
また、設定>モバイル通信>モバイルデータ通信の「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオフにしておくこともお勧めします。

これで意図せずメイン以外の回線で通信してしまうという事故が起きずらくなるはずです。
まとめ
以上がiPhoneで3つ以上の回線を上手に使う方法の解説でした。
しかしやはり、デュアルSIMまでとは違って、切り替えに若干の手間が掛かってしま点だけはネックですね。
特にiPhone 13シリーズなんかはeSIMのみで2回線使えるらしいので、将来のアップデートで正式にトリプルSIM対応とかになって欲しいですね…
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